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再掲:もっと、きっかけバスを走らせよう!

震災が起きたその日、
 東日本大震災から丸3年が経とうとしています。私のあの時、をちょっと書き残しておきます。
2011年3月11日。業界展示会を3ヶ月後に控え、私はちょうど京浜東北線の大井町駅にいました。
宿泊施設の打ち合わせでホテルの内覧を終え、ホームに降りて「電車が来ます」の電光表示が出た時です。
ホームの屋根がバラバラと音を立ててたので、てっきり霰か雹でも降ってきたのかと思いました。
しかし目線を上にやると電光掲示板が揺れ、今にも落ちてきそうな勢い。地震だ。
次の動作は嫁さんに連絡してました。「結構揺れてるみたい、きゃあ!危ないから一旦切るね」その声を聞いた後、今度は改札まで駆け上がりました。駅員さんは改札のゲートを開くように押さえながら「安全な場所に出てください!」と声をかけていました。
その時、はじめて只ならぬ地震だったと状況がつかめました。
大井町駅にはヤマダ電機があります。電話が通じなくなった人たちは、展示しているテレビから流れるニュースでようやく何が起きたのか知ることになります。まるで9.11のテロのニュースのような空気でした。情報が錯綜していたのです。
電車は動かない、バスは走りだしたみたいだけど満員。
連絡も取れず、情報が把握できないことに苛立ちも覚えましたが、このまま突っ立ていてもはじまらない。歩いて会社に戻ることにしました。
余震の続く中、品川駅の手前まで辿り着くと、オフィスビルの外に避難している人たちがたくさんいました。
会社は品川駅と田町駅の中間位置くらいなので更に歩みを進めると、お台場の方から煙が立ち上っていました。
もう何が起きているのかさっぱりです。
会社に戻ったのは、地震から1時間後。社宅がその上なので、自宅も確認したら、棚から物がたくさん落ちていました。
その日は眠らずに異様な空気を見守りました。目の前の旧海岸通りはクルマで溢れかえり、渋滞が解消したのは朝6時でした。
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支援チームに入れず、本社に残る
 会社でも支援チームが組まれ、被災地支援に向けて様々な準備がすすめられました。物資や燃料など全国の営業所から集められました。
私も現地チームとして支援したかったのですが、どうなるかわからない展示会の準備を進める必要がありました。東北の営業所のみなさんやお客様には色々お世話になったご恩もあったので、本社に残ることはとてもつらかったのを憶えています。
支援物資と燃料は新潟の営業所を受け取り拠点に何度もピストンされました。仙台に入っている支援チームは山形県経由で峠をいくつも越え、新潟に入ったと聞いていました。
上司たち支援チームが一旦戻って来たのは、ゴールデンウィーク中だったと記憶しています。その時に展示会は実行すること、準備の進行を報告しました。

もう3年、されど3年
 被災地では復旧・復興を進んではいます。それでもまだ、避難所生活を余儀なくされている方は22,000人いらっしゃいます。
現状を風化させてしまう前に、もう1度復興の旋風を巻き起こしたい。そんなプロジェクトが現在動いています。
それは、「きっかけバス」プロジェクトです。全都道府県から1台ずつバスを出発させ2,000人の学生ボランティアが被災地に向かいます。

学生は人力で応援、大人は寄付で応援!
 このプロジェクトの素晴らしいところは、現地の労働力は学生が動き、バスを走らせる資金は大人が寄付といいう協力体制で成り立っています。
時間が割けないビジネスパーソンは、稼いだお金で応援する!
キャッシュが手元にない私のような人、JALマイレージでも支援できますよ!私、出張で溜まってマイレージ期限が切れそうだったので早速マイレージから応援させていただきました。JALさんナイス!→JALマイレージ応援サイトはコチラから
陸マイラーの方、とりあえずマイレージを使う予定もない方、オススメです!他のマイレージ、ポイント運営されている企業さんも手を上げてくれるともっと加速かかるのになー(^^)小さな休眠ポイントも集めたら物凄いことになるのに!
休眠口座のキャッシュを活用、とか、プリペイドのカードなんかも集められたらいいのに、何て思いました。
私もいつか、と言わず早く何らかの支援をさせていただきたいと思っています。今は出来るだけのことを。みなさんもよかったら、できる範囲のことをしてみませんか!?
参照サイト:きっかけバスとは
 東日本大震災の避難所生活状況

つながりって必要ですか?

沼津YEG25周年記念祝賀会に参加してきました
 沼津YEGは今年で4半世紀!前身から数えても44年(間違ってたらゴメンナサイ)だそうです。25年となると私、13歳デスヨ。沼津YEGの方に聞き忘れちゃいましたが、小学生の頃毎年楽しみだった「フェスタ沼津」もきっと前身時代に中の人となって企画運営されてたのかな、と思いました。フェスタ沼津を知ってる人は同年代ですね。ちなみにフェスタ静岡もありましたが、当時、電気グルーヴのピエール瀧さん(あまちゃんの梅頭さん役ですよ)と石野卓球さんはフェスタ静岡の会場で脱いで暴れていたそうです。お2人とも静岡市出身です。ANNもよく聴いてたなぁ。
↑後日調べたら、フェスタ沼津・静岡はSBSさん主催のイベントでした。訂正してお詫びします。
ちょっと脱線してしまいましたが、歓談の時、たくさんのお知り合いになった方々と挨拶できました。挨拶できた、というのも、つまりは2回め以降ということです。顔を覚えていてだいていて声をかけていただいたり、ホームページ見たよ、すごいね!とお褒めの言葉をいただいたり。声をかけてもらえるのって本当にありがたいです。新参者なので、覚えてもらえているか不安な部分もあったり、私、顔と名前のマッチングに自信がないので名前間違えてたらどうしようという不安を胸に、お声がけしたりしてます。※顔写真が入っている名刺がどれだけありがたいことか!
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人脈っていうと、なんだかハードルの高い言葉に聞こえますが、「つながりがある」というとちょっとは肩の力が抜けるでしょうか。
つながりがある、損得に関係なくつながりがあると、それだけで承認欲求が保たれているのかもしれません。
勘違いしてはいけないのは、そこでなあなあで付き合っているわけではありません。逆にビジネスライクなつながりだけでなく、ビジネスに情熱のある人たちとつながっている、と言ったほうがわかりやすいでしょうか。なのでビジネスに冷めてしまっている人には理解が難しかったり、引いちゃうかもしれませんね。
つながっていることから1つ気付きました。それは、カネにならなくても仕事につながる。カネだけならそれだけの終いな関係。それよりも相互に仕事につながった方がみんなでwinになれます。そしてどうせつながるなら情熱を持ってビジネスしてる人。こんなところでしょうか。(スミマセン、ちょっと酔っているのでうまくまとまっておらず)

なので私は色々な人の情報をもらいます。業務内容より情熱をもらいます。その情熱をコネクトできる場所はないか、実は探してたりしてます。オマエの仕事にならないじゃなか!?いえいえ、返報性の法則に従えば、充分なり得たりします。もしお持ちの方は、ぜひ教えてください(^^)お役立ちの媒介になりたいんです!

明るいニュースがあったらいいな

明るいだけ、ニュース番組ですよ
 ※10分タイピングしてます。
 ニュース番組って、性質上仕方ないのかもしれませんが、事件・事故や社会の課題・問題を浮き彫りにしてます。
テレビ番組が暗いニュースばかり報道していると、”世の中は暗い”と脳に情報を植え付けてしまいます。
つまり、脳にネガティブなマインドセットしちゃうので、その観点からすればいいことではないのです。
さらにテレビは発信している情報をただ観ている。ということから思考停止させてしまっているのですね。だからか最近はテレビを観ていません。とあるニュース番組を観ていても、明るいトーンで話しているのってスポーツコーナーくらいで、あとは低いトーン。物静かな解説。脳に教えたくなくもなります。なので、テレビも最近では録画しているものしか観てないのです。
むしろ、明るい話題、ポジティブなニュースだけしか報道しないニュース番組があってもいいかもしれません(か)!?
発想が貧困で申し訳ないのですが、地方ケーブルテレビの地域の話題的なものをイメージしてしまい。。。
でも、そんな30分、15分番組でも構いません。脳に”社会は明るいニュースでいっぱいなんだ!”とマインドセットできる番組があると嬉しいのです。横並びな報道で勝負するよりも、斜め上を行くような番組で勝負しても面白いと思うのに。
そんな番組、どこかないかなぁ。。。 

オレオレ詐欺とマーケティング

何だか最近多いですね(-“-)
 みなさんの携帯電話のメールに最近こんなの多くないですか?
私だけかなぁ!?ここ最近、1日に5,6通届きます。予期せぬラブレターがっ!(-“-)

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auのメール設定で迷惑メールが届かないようフィルター設定しているのですが、そのフィルターをくぐり抜けてやってくる迷惑メール。携帯のメルアドもどこかのサイトに登録すら使ったことないので(ヤフーメールかGmailにしちゃってます)、何がしたいのかと思いながらぷちぷちゴミ箱に移してます。それよりもauなどの携帯電話会社にもっと強固な迷惑メール対策を講じてもらいたいものです。IP元を辿って爆破するくらいの活動があっても指示しちゃうけどなぁ(^_^;)

オレオレ詐欺とマーケティング
 それに伴って同じ業界とも言える、オレオレ詐欺。被害額ってどれくらいなんだろう?と調べたら去年1年間だけで259億円ですって!
260億円市場かーと、元ニセマーケッターは思ってしまったりするのです(不謹慎ながら)。ちなみに同じ規模額の市場、調べてみました。
プラモデル(268億円)
フィギュア(260億円)
電子コミック(250億円)
農業のIT化(2015年予測で250億円)
オリーブオイル(250億円) 
他に、10年前の熱帯魚市場、ココアの市場ピーク時、クールジャパン輸出額などが同程度。
お時間ある方は、市場規模 250億円でググってみてください。260だと区切りのよくない数字なので250にしてみました。
すごい規模額ですね。一大市場ともいってもいいのではないでしょうか。
ではなぜ防げないのか。マーケティングの目線にならって考察してみたいと思います。
・マーケットをセグメント分けしてターゲットを絞り込んでいること
 オレオレ詐欺マーケットに欠かせないのがセグメント分けです。平たくいえば、高齢者を狙います。ちゃんと顧客ターゲットを絞ってアプローチしているわけです。若年層やM1/F1層を狙ってもうまくいきません。M3/F3に訴求していくわけです。→M1?F3とは?

・AIDMAの法則に従わせていること
アイドマと読みます。アイドマとは、下記の頭文字をとっている消費者の心理プロセス用語。消費者が商品を知って購買行動に至るまでのプロセス化したものです。これに照らし合わせると。。。

Attention(注意)→「俺だよ!俺!」
Interest(関心)→「太郎かい?」「そうだよ!太郎だよ母さん!実はクルマで事故しちゃってさ。。。」
Desire(欲求)→「保険が効かなくて相手に300万円示談金払わなくちゃならなくなって」「それ、払えるのかい!?」
Memory(記憶)→「今から振込口座を言うから、午前中までに振り込んでくれるかな。」
Action(行動)→振り込む
多少の誤差はあるかもしれませんが、けっこうぴったりはまってます。コワコワ
 

・「協力する」とゆー価値を提供していること
もう少し踏み込みます。詐欺グループは、顧客(被害者)に「協力する」という価値(バリュー)を提供しています。この場合の協力とは当然身内(特に自分の子供)へのお金にあたります。チャリティがそれに近いかもしれません。
つまり協力する(という価値を与える)ことでCS(顧客満足)が対等にトレードされるのです(詐欺と気づくまでですが)。

・競合がいないブルーオーシャンであること
最後に、オレオレ詐欺といった詐欺集団が活動するマーケットは競合が極めて少ないのです。つまり、マーケティング的に言えば「ブルーオーシャン戦略」であるということ。(逆に競合が多い市場はレッドオーシャンといいます)だから260億円の市場にまで成長しているのも頷けます。
では、問題です!
マーケティング用語になぞって考察してきましたが、オレオレ詐欺の競合とは、果たして”誰を”指すのでしょうか? 

答えは、あなたです。
オレオレ詐欺市場の競合は、唯一被害を食い止めることができるのは、あなたなのです。
被害が起きている、ターゲットにされているのはあなたのお父様、お母様、お祖父様、お祖母様なのです。明日にもアプローチされるかもしれません。すでに狙われて行動に移そうとしているかもしれません。
競合に打ち勝つためには、
・時々電話をしてやってください。
・手紙を書いてください(写真を添えて)。
・会いに行ってください。
・時間を作ってやってください。

このコミュニケーションがない社会=市場がオレオレ詐欺集団にとってブルーオーシャンになってしまうのです。
迷惑メールもオレオレ詐欺もジャッジするのはカンタンです。”社会のためになっているかどうか”この視点で見極めたらそれをロンダリング(浄化)する仕組みやアクションができるはずです。
わかりやすく着地するため、不謹慎にも書いてしまいましたが、これを読んだ人の周りでこれ以上オレオレ詐欺の被害が起きないことを願っています。 

今夜は弔い酒をその2

仙台空港周辺は、
 昨日からのつづきです。整備工場さんを後にして、今度は岩手県へ目指しました。
仙台空港周辺はガレキの処理に追われるダンプカーで溢れかえっていました。そしてダンプカーがいないエリアは荒涼としているのです。
聞くと、その辺りは住宅エリアだったそうです。難を逃れた家屋がぽつんぽつんと残っていました。
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それとまだ撤去されていない船も道路脇に点在していたのも印象的でした。ダンプやトラックに乗せきれない大きさのものは、おそらくその場でスクラップしてバラバラにしてから運んでいるのかな、と思いました。
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上の画像もそんなことを物語っていそうです。
翌日、岩手県は田野畑村に向かい、前日と同じように取材内容を説明しました。クルマの整備だけでなく、漁に出る船の整備もやられているとのことでしたが、地域から漁師が避難し、同業者も避難した。だけど、また漁に出る人と船が帰ってきたら誰も整備する人間がいない。だから残って続けるよ。と、お話をお聞きしました。
帰り道、三陸鉄道の線路がありました。線路が寸断されてしまい、戻れなくなった車輌が主人の帰りを待つかのように線路の上で佇んでいました。
この記事を書こうと思ったのも、情熱大陸で三陸鉄道を取材していたから、というのもありました。
今も2万人以上の方が避難生活を送られています。戻れる日に希望の灯火を絶やさず、私たちと同じ時間を過ごしていらっしゃいます。
同じ時間なのに、こうも状況が違うものかと思うと、何かやりきれません。
以前紹介しました、きっかけバスというプロジェクトもあります。各都道府県の学生がボランティアに向かうプロジェクトです。よかったらのぞいてみてください。
また、震災で亡くなられた方、行方がわからない方。たくさんの犠牲がありました。
私ごとですが、今でこそ”ご縁があった”とか”ご縁を大切にしている”なんてフツーに話していますが、そういう気持ちになったのもここ2年くらいです。それまでは何ら変わらず生きているのは自分が生活してるからだ程度しか思っていませんでした。
「ご縁」というつながりで考えると、もしかしたら亡くなられた方とつながることがあったのかもしれません。縁が切れたのか、はたまた”あの世”と”この世”くらいの縁遠くなってしまったのか。
もし、仏教の教えのように”この世”が”あの世”であるならば、あの時たくさんの人たちが本来の世界に戻ってしまったというのなら、私はいつか会える日を、もうちょっと後のお楽しみにとっておきたいと思います。そして、もうちょっと今の世の中をよくして、楽しくして、命を擦り減らすだけ擦り減らして使い込んで全うしてから、会いに行きたいと思います。そう思えたら、ちょっとだけあの世に笑顔を向けられるようになりました。
長くなりましたが、今夜は弔い酒を。 

今夜は弔い酒を

東日本大震災から3年が経ちました
 たぶん今日のブログ記事は、3年経った内容が多いのではないでしょうか。
以前の投稿「きっかけバスを走らせよう」で、私の震災時のことは書きました。その1年後のことを書きたいと思います。
前職で社外報を制作担当していた私、というか私は担当ほどでもなく部下が取材してきた内容をチェックすることくらいが仕事でした。
東日本大震災から1年経過した時、特集記事を企画しました。当時の記憶、復興が終わっていない被災地。風化させてはいけない。それらを発信したかったのです。
通常の進め方であれば、現場の方に取材オファーをお願いするのですが、今回は企画意図を説明しご理解いただいたうえで後日取材させていただく手順で進めました。
私と上司で宮城県仙台市と岩手県田野畑村に向かい、現地支店長と訪問しました。
取材内容を快くご理解いただき、それならと、当時の状況を教えていただきました。
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写真は仙台空港近くにある自動車整備工場さんの1枚ですが、印象的だった津波の水位を示したプレート。ドアの上なので3mは超えています。プレート位置には海水の跡が残っていました。当時の記憶を残すため、取り付けられました。
津波が押し寄せた時は、部品倉庫の中2階に避難し難を逃れたそうです。その時、水位はギリギリだったとおっしゃっていました。
仙台空港周辺は、海岸から2kmも離れていない場所です。水流も相当だったそうですが、工場も倒壊せず、踏ん張った。だから生き残れた。と強い言葉を語っていただきました。
明日につづきます
 

デカイ気付きを、2つももらってしまいました。その2

ふじのくに観光デザインゼミフォーラムのつづきです。
 その前に防災のお話を。3/9日曜の午前、静岡市で防災訓練がありました。ありました、というよりもあったようだ、というのが正しいところでして(^^ゞクルマで移動中に「地震が発生しました」と町内会のスピーカーから流れており、ちょっと緊張が走りました。が、すぐにこれが防災訓練だとわかったのも、静岡市からの防災メールが流れてきて一安心(安心してはいけないのですね)。スピーカーから聞こえてくる音声に、「訓練」という言葉が聞こえてこないので、さすがに焦ります。スピーカーもちょっと遠くだったので、訓練が聞こえなかったのかもしれません。
さすが防災意識の高い静岡!抜き打ちでやってもパニックにならず、冷静に対処できるくらいがイザという時に本領を発揮できますよね。

外山さん、向笠さんのトークセッションから気付いたこと
 でわ昨日のつづきです。コピーライティング、ブランディングを生業とされている、株式会社55634(ゴーゴームサシ!じゃないですよ。由来はココロザシだそうです)の外山さん、デザイナーでもあり、フットボールクラブ「アスレジーナ」のプロデューサーでもある向笠さんのトークセッションを聞きました。
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 その中で飯倉さんからの質問(うろ覚えでスミマセンが)「今日聞いているみなさんがこういうこと(様々なプロジェクトやアクション)をやるにはどうしたらいいのでしょうか?」
という問いに対して、向笠さんからの返しが突き刺さりました。
「コトを成している人は既に自分でやっている。そして呼び寄せている」
( ゚д゚)ハッ!としました。自分はギャラリーに甘んじていた、”いつかはできたら、なれたらいいな”程度の認識だという感覚が走りました。
要は想いや構想や計画は誰でもできるものです。それを実行に移しているのかどうかがむしろ重要でしょ!?もっともっと実行力、行動力をつけないと追いつけないぞこりゃ!そう気付かされた日でした。
How Toではなく、Do、ナイキのキャッチフレーズ「Just do it(ぐつぐつ言わないでやれ!)」ですね。しまったなこりゃ、計画してる場合じゃないぞ!
参照サイト:55634co.,ltd.
アスレジーナ 

デカイ気付きを、2つももらってしまいました。

ふじのくに観光デザインゼミフォーラムに参加してきました。
 以前、NPOサプライズを主催されている飯倉清太さんに地域活性化に興味あるならフォーラムがあるのでよかったら。と、メールをいただいていました。
こういう時は私、どんなのだろう?と特に下調べしません。マッチする部分があるからオススメしてくれているのであって、要は損得考えないのですね。中村文昭さんの”返事は0.2秒”できるかできないかじゃなくて、やるかやらないかじゃ!に匹敵します。とゆーことで会場である静岡デザイン専門学校に足を運びました。

大道芸ワールドカップin静岡の甲賀さんのお話
 大道芸ワールドカップって静岡ではメジャーイベントになっていますが、初回は1992年なんですね。てことは今年で23年。いやあすごいです。
甲賀さんは、「BeCreative」、「変化」、「ブランディング(手法)」、「Design」この4つについてお話いただきました。
その前段階でのお話から、大きな気付きをもらってしまいました!(導入からかい!とツッコまれそうですが(^^ゞ
それは、”私は変わらなければならない。日本は90年代を境に「循環変化」から「構造変化」へ変わり、「何かが日本の中で変わってきた」というメッセージ。
要はバブル崩壊で不況に陥った90年代でしたが、”経済は循環している”から時を待てばそのうちまた好景気が回ってくる。という発想でした。しかしそれは待てど暮らせど来ませんでした。
私が社会人デビューしたのはバブルがはじけ、下り坂にこれから入りますよー!となっていた1995年。バブル好景気を知らない世代初期メンバーです。
甲賀さんが話してくれた、「循環変化」と「構造変化」という言葉。私は今日まで気付いていませんでしたが、東京から静岡に戻ろうと思っていた頃、地域活性をやりたい、少子化に危機感がある。なんて話を上司やら他の人に話していても、何でか話が通じないな、フォーカスしているところ、ビジョンが違うな。仕舞いにゃ変わり者扱い(それでいいのですが)だし、なんでだろーなんでだろー、なんで理解してもらえないんだろう!?とずっと思っていました。逆に後押しや応援してくれていたのは朝活や勉強会仲間でした。
で、甲賀さんの言葉。あー、きっとこれなんだー!とスッと、というよりもズドンと腹に落ちました。
私は「循環変化」目線の人と話していたんです。これじゃあきっと言語から違うくらいのインパクトがある。
構造変化なんてわかってら!とも言われそうですが、他に理由があるかもしれませんが、要は循環変化なんです。
付け加えると、歴史の長い業界では循環変化にどっぷりだったかもしれませんから、同じようなことがあるのかもしれません。決して批判しているのではなく、これが環境なので気付けないのはある意味仕方がないことなのかもしれません。幸いにして私はバブル期を知らず、何度か会社も転職してきたのでその違和感を感じ取ったのかもしれません。
少子高齢化と人口減少社会についてはまた別の機会に書きたいと思います。

つづきます。 

時間ができたらやりたいこと

株式会社いろどりってご存知ですか?
 「いろどり」という葉っぱビジネスを展開している企業をご存知でしょうか。
その会社は徳島県の山奥、上勝町にあります。葉っぱビジネスとは、例えば料亭などでモミジや笹の葉などが添えられてたりしていますが、まさにアレです。あの葉っぱを流通させている企業です。
葉っぱを毎日採って納品しているのは上勝町のおじいちゃんおばあちゃん。パソコンでニーズがある品種が毎日表示され、どれを納品するかは手を上げた人順。なので毎朝パソコンをチェックしてから採取に出かけます。
詳細は、文末にリンクしておきますので、そちらをご参照を。

インターンシップに参加したいのです。
 この株式会社いろどりでは、毎年インターンシップ研修を行っています。参加費無料、宿泊費もタダ。往復の交通費と食事代だけ用意してあとは現地に飛び込めば(の、前に電話面接がありますが)現地の人たちが迎え入れてくれるそうです。
葉っぱビジネスを学ぶことができたり、様々な交流があります。地域活性化にも役立つヒントもありそうです。
実は私、夏に引っ越したタイミングでこのインターンに行きたかったのです(ちょっとだけ時間もあったので)しかし引っ越した後の方が大変でその時間も結局取れず仕舞いでした。
知り合いでインターンを受けた方がいらっしゃったので聞いてみると、葉っぱを採取する手伝いや選別・出荷作業などのお手伝いから、インターンメイトと出かけたり一緒にご飯を作ったりしたそうです。
過疎が進む地域がある中、高齢者が元気に活動している姿は素晴らしいです。現地の方にとっては素晴らしいではなく当たり前なのでしょう。
いつか時間を作って、現地に飛び込んできたいです(^^)

参照サイト:株式会社いろどり
いろどりインターンシップ 

すきま時間の活用で習慣化しちゃいました。

習慣化したことから見えてきたもの
10分まとめで書きます。 このブログと飛び込み訪問は、どうやら私の中で習慣化しているようです。まずクセになっているので苦になりません。
これは驚きでした。ブログについては今日は何を書こうかとアンテナ張ってインプットするクチが大きくなりましたし、サッとまとめようとする考え方も身に付けました(あまり上手くまとまってなかったらごめんなさい)。つまりアウトプットをよりコンパクトにしようとします。”何を伝えたいか”の訴求点を見つける力がつきました。
それと飛び込み訪問ですが、これもクセになってしまっているので、実はチョット危ない場面もあります。それはクルマで回っているので、目線が道路に向かず、といったことがあるのですね(^^ゞ
なので訪問は地図などから計画的にエリアを回るぞ!としないと別のリスクを背負い込みます。事故ってしまったら利益もぶっ飛び本末転倒。選択と集中ですね。
タイトルの下に、”習慣化は何かのついで”と書いてますが、これはホントにそう思います。ついでにやるクセがつくと”やろうかどうしようか”という選択する作業がなくなります。ニッチな時間を行動によって埋めてしまっているのです。
こういうのは女性が得意そうですね。同時並行で色々こなす!男性脳ではなかなか切り替えにくかったりします。
とはいえ、すきま時間を活用すると、習慣化してしまいます!被験者からのレポートでした(^^ゞ