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プロジェクトごとに挑戦を乗り越え、目標達成に向けて共に歩みます。
進捗状況や課題を共有し、協力して解決策を見つけます。
私たちは、お客様のビジョンを実現するために尽力し、
未来の成功を共に築き上げることを誇りに思います。

え、そんなことまで?!他社は『こんな日常』を発信しています

A panoramic view of a bustling city skyline, showcasing numerous tall buildings and a clear blue sky.

WPによると、5分くらいで読めるようです

昨日のつづきです。

情報発信と聞くと、何か特別な成果やイベントが必要だと構えてしまいませんか?しかし、多くの企業が発信しているのは、もっと身近で、もっと人間味あふれる「日常」です.

例えば、こんな情報発信が、企業のファンを増やしています。

  • 毎朝のユニークな朝礼 「弊社では毎朝、”昨日あった良いこと”を一人一人が発表する朝礼をしています」という発信。社内のポジティブな雰囲気が伝わり、「働きやすそうな会社」というイメージに繋がります。
  • 社長の趣味から生まれた部活動 「社長の趣味の釣りが高じて、会社公認の『釣り部』が発足!活動費も支給されます」という投稿。遊び心や、社員同士の風通しの良さを感じさせます。
  • お客様からいただいたリンゴ 「お客様から、差し入れで真っ赤なリンゴをいただきました!社員みんなで美味しくいただきます」という何気ない一コマ。お客様との良好な関係性が垣間見え、信頼感を醸成します。

「弊社の失敗談を、包み隠さずお話しします」という広報が、信頼を生む理由。

企業のウェブサイトには、成功事例やお客様の声といった「光」の部分ばかりが並びがちです。しかし、本当に人の心を掴むのは、時として「影」の部分、つまり「失敗談」です。

所謂しくじり先生的なコンテンツですが、自己開示することで読み手の心をぐっと掴んで離しません😊

「過去にこんな大失敗をしましたが、その経験から〇〇という教訓を得て、今の仕組みができました」。

このように、失敗の事実と、そこから何を学び、どう乗り越えたのかを誠実に語る姿勢は、「この会社は正直だ」「人間味がある」という強い信頼に繋がります。完璧な企業など存在しません。求職者は、失敗しない会社ではなく、失敗から学べる会社、そしてそれをオープンにできる誠実な会社で働きたいのです。

もちろん、何でも話せば良いわけではありません。しかし、自社の弱みや過去の失敗を、学びのストーリーとして語れる会社は、圧倒的に強い。成功談で惹きつけるのではなく、失敗談で信頼を勝ち取る。そんな広報戦略はいかがでしょうか。

いかがでしょうか。どれも「すごいこと」ではありません。しかし、その会社のカルチャーや人柄が伝わる、温かい情報です。ネタのハードルをぐっと下げて、貴社の「日常」を切り取ってみることから始めてみませんか。
先ずは真似てみることから。そこに皆さんの企業の色や特長を乗せると、オリジナルコンテンツになり、広報活動、ひいてはブランディング活動につながります。