求人広告費、ムダにしていませんか?人が集まる会社が使う”もう一つ”の武器

WPによると、8分くらいで読めるようです
広告宣伝と広報活動をごっちゃに考えてませんか!?
高い費用をかけて求人広告を出しても、期待した人材からの応募がない…。そんなお悩みはありませんか。その原因は、広告に頼りすぎていることにあるのかもしれません。
広告は、いわば「お金で買う注目」です。短期間で多くの人の目に触れる力はありますが、「宣伝」と認識された瞬間に、そのメッセージは読み飛ばされがちです。
話がそれてしまいますが、何年か前にグルメ評価サイトで広告契約を止めたら、4.5あった評価が3になっていた。そんなニュースが話題になりましたね。これは広告宣伝のわかりやすい例だと思います。
一方、人が自然と集まる企業が活用しているのが「広報」という武器。これは「信頼で得る共感」です。自社の想いや社員の活動、社会との関わりといった情報を継続的に発信することで、「この会社はなんだか面白そうだ」「価値観が合いそうだ」という共感を育みます。
この共感が、企業の”ファン”を生み出します。ファンは、求人情報が公開された時にすぐさま応募してくれるだけでなく、知人や友人に「良い会社だよ」と伝えてくれる存在にもなります。 広告費を増やす前に、一度立ち止まってみてください。貴社の魅力を伝え、未来のファンを育てる「広報」という武器を、あなたは正しく使えていますか?
なぜ、あの会社には自然と人が集まるのか?隣の芝生が青い本当の理由
同業種のA社には、いつも楽しそうに働く社員がいて、採用にも困っていないように見える。それにひきかえ、うちは…。そんな風に、隣の芝生が青く見えた経験はありませんか?
もしかしたらそのA社は、あなたが知らない場所で、自社の魅力を伝える努力をしているのかもしれません。そしてそれは、きらびやかな広告ではないでしょう。
例えば、社内イベントの様子をSNSに投稿したり、ある社員の仕事へのこだわりをブログで紹介したり。一見、売上には直結しないような、ささやかな情報発信。
それこそが、企業の「体温」や「人柄」を伝える広報活動です。
付け加えると、企業の色やキャラクターも最近はどこも同じような手法や見せ方をしがちで、埋没しつつあります。
むしろ、自社で働いている個人の「体温」や「人柄」伝え、ファンになってもらうことをオススメします。
何が起きるかというと、“SNSやブログで面白さや思いを伝えている、そんなBさんが勤めているC社はどんな会社なのだろう?”と興味関心を持ってもらうことにつながります。
求職者は、給与や待遇といった「条件」と同じくらい、その会社で働く「人」や「雰囲気」を見ています。A社に人が集まるのは、広告では伝わらない「楽しそうな雰囲気」が、日々の広報活動を通じて自然と伝わっているからなのです。
では我が社にそんなこと出来るのか!?ネタやリソースはあるのか!?に必ずぶつかります。
この続きは明日、お伝えします。
PS. 自社で働いている個人の「体温」や「人柄」伝え、ファン化している事例として、横浜の書店「有隣堂しか知らない世界」を紹介しておきます。本や文具が好きな私もすっかりファンに😊必ずしも成功するとは限らなかった、そのストーリーも参考にしていただきたい逸品です。
有隣堂しか知らない世界 https://www.yurindo.co.jp/youtube-yuseka/
Youtube https://www.youtube.com/channel/UCmKlo3BXt60nzgk2r_JgvwQ
【CMD2022本編】地方書店の企業公式YouTubeチャンネル「有隣堂しか知らない世界」の世界 ~登録者数19万人チャンネルの”ファンづくり”の裏側~【渡邉 郁氏】
https://www.youtube.com/watch?v=7ap7-UOf_q0