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線引きをしたその後は

こういうケース、多いのでは!?
 業種によってですが、例えばシステムやプログラムで何社か入っていたり、連携するようなお仕事がありますね。
IT関係だったり、建設関係もその類にはいるのでしょうか。
IT関係の仕事で他社さんと連携したシステム構築をすると、現場でのトラブル対応やエラーの潰し込みが1番厄介です。
なぜなら、”ここまではうち、ここからは御社”みたいな線引きが発生するからです。ま、複数の会社にまたがってですと仕方ないことだとは思います。
ただ、その対応や気遣いが大切だったりします。
先日もそんな電話対応に追われていた時に、昔やっていた仕事を思い出しました。
以前、何社かとシステムの連携のお仕事をやらせてもらったことがありました。
そのうち、2社を例にとります。
A社さんは、現場でトラブル発生しても、できる限りの対応(電話対応や現地のプロパーとのやりとり)をしていただいてました。ヘタしたら私に連絡が入った時にはトラブル潰し込み終えた後だったり。
または自社側のエラーなのに、プロパーがA社さんに連絡しても、こちらにA社さんの担当者さんから連絡入り「こういう状況のようなので、御社のXXさんに1度連絡してもらってもいいでしょうか」と内容まで添えてトスしてくれました。
一方のB社さんは、連携に関するトラブルがあって連絡したとしても「そこはうちの範疇外ですから」とバッサリ(-_-;)
責任問題において線引きは重要ですが、そんなセリフだけなら子供でも言えます。
ここでの正解は、「そこはうちの範疇外ですが、御社のXXさん(この場合だと私かな)に連絡してもらった方がいいと思います。」くらいは返答してもいいでしょう。
さらに真心あれば「そこはうちの範疇外ですが、御社のXXさんに私から連絡とって解決方法を当たってみます。申し訳ないのですが、XXさんから連絡してもらえるようお願いしますがよろしいでしょうか」くらい言えてもいいと思います。

結果、言わずもがな後者のケースでは現場からダブルでクレーム連絡が入って来る始末でした。
「現場はトラブってシステム止まってるのに、あの会社の対応はなんなんだ!」と(_ _;)他社のリベラル・アーツまで知ったこっちゃありません。そんな時は「何かスミマセン」ととりあえず謝ってました。
 
いくら商品やサービスが優れていても、気遣いや真心がなければそれらに魂はこもっていません。
やっぱり教育って一生もので大事なんだなー、とちょっとだけ、つくづく思いました。 

これは凄いわ!スマート決済!

Squareレジって知ってます?
 小見出しだけで「知ってる!」人は時代の突端を行っているのかもしれませんね。以前、本田さんの料理教室、キッチンスタジオmoguで実物とフローを見せていただきました。
まず説明入れておきます。 Square(スクエア)レジとは、スマホやiPadのようなタブレット端末でクレジットカード決済がその場でできちゃいます。よくお店で買い物してクレジットカードで払います。と言うと、店員さんが

pos
のような機械にクレジットカード通して代金処理しますね。アレです。要はあの端末が要りません。
あの端末が、コレ↓に成り代わります。接続はイヤホンジャックに挿すだけ。これだけでも凄い!
Square
さらに凄かったのは端末不要だけじゃないのでした。
箇条書きすると、
・サインは画面に手書き(コレ、面白いです)。
・その場で決済して、1分もしないうちに決済完了メールが(お店側の人に)届く。
・レシートが必要な場合は、購入者のメールアドレスを入力するとメールで電子レシートが送られます。
・手数料は3.25%!相場は4~6%なので、それに比べたら。。。(@_@)
・代金は2営業日以内に口座に振り込まれる!
この5つ、店舗運営者ならその凄さがわかると思います。
手数料がこれまでのものよりも安く、2日以内に現金が入ってくるので日銭、キャッシュフローとしてとても魅力!なのではないでしょうか。
お聞きしてて、改善の余地もありました。それは、、、
・現状、ネット通販サイトの決済には使えない。あくまでもその場のface to face決済。
・レシートが必要な場合のメールアドレス入力時、ちょっと煩わしさがある。(サクッと紐付ける仕組みがほしい)
・領収証は発行しないので(電子レシートはあくまでもレシート)、お店側で手書き対応などする手間がある。
ま、これくらいでしょうか。
とにかくジョブズが好みそうなシンプルな哲学を地で走るようなモノなのです。それに導入しやすい手数料の安さ、この時代なら誰でも持っているスマホ・タブレットでクレジットカード決済できてしまう手軽さ。
ということで、この会社の回し者でもないので、これくらいにしておきます!
個人でも気軽に商店主なれるってことですね。お金のやりとりがスマートになったりするのでソーシャルビジネスには使えそうです。
さらにこれと連携したPOSレジアプリもあるようですね。
気になった方は最後にURLを載せておきますので!(^^)
Squareレジ:https://squareup.com/jp/ 

コピーできるもの、できないもの

そうそうマネのできないもの
 先日、受講してきたセミナーで勉強させてもらったフレーズを共有したいと思います。
”他国で新幹線(のマネモノ)を作れたとしても、安全に運行することはできない。すなわち安全のノウハウはそうそうマネできない。”
うーんなるほど!とヒザを打ちました。日本でこれだけ安全に新幹線を運行できているのはノウハウという薄っぺらなマニュアル程度のもので成り立っているのではなく、文化(習慣化)レベルまで落とし込まれているから。ということを教わりました。
いくら機械(ハード)が優れていたとしても、それを扱うソフトがスタッフに浸透していなければ本来の意味でも使いものになっていないということになってしまうのですね。フツーに見ても時間がかかるでしょう。
と、ここまで書くと、以前のJR北海道のずさんさも対極的ですが文化だったのだとふと思ってしまいました。
これも同じように時間がかかるのでしょうね。うーんもどかしいっ! 

俺色に染めたい(ただしPCにかぎる)その3

楽天市場にそっくりなサイト!?
10分タイピングで書いてます。
 ネットショップの利用ってインターネット利用者の80%の人が利用しているそうです。すごい数字ですね。
ま、大抵お気に入りにブックマークされていて、フツーに利用していると想像がつきますね。
しかしながら、楽天市場のようなネットショップサイトに似せた詐欺サイトも存在します。
私、あまり引っかかる意識なかったのでノーマーク状態でしたが、商品検索して”お!安い!”なんていうところから誘導されていくのでしょうね。
コチラのブログで紹介してたので、早速コピペさせていただいております。
楽天の「あす楽」が「あすつく」ですって!(^^)ネーミングセンスゼロだし!微妙に違う、まさに間違い探しみたいなものですね。

ちょっとしたネットのロンダリング運動に参加できる!
で、安い代わりに代金を振り込むことが条件になっています。ここで振込詐欺が成立する、ということだそうで。
私ならクレジットカードも使えず、ポイントも貯まるからどうか表記曖昧だったら”楽天市場のサイト内”から調べ直しますね。
そして永江さんのブログでは、”詐欺サイトの告発は銀行口座の凍結が最も最短で単純で有効”としています。
おお!口座凍結しちゃうのね!本家胴元さんに訴えるよりもなるほど手っ取り早いです。
ということで「ネットショッッピング怖い!」なんてビクついてないで、遭遇したらチャンスとばかりに口座情報をキャッチして該当の銀行にチクっちゃいましょう!我々で積極的に行動することによってロンダリング(浄化)することが可能です。

参照:【実録】悪質な中国製の詐欺サイトはこうやって退治する 

俺色に染めたい(ただしPCにかぎる)その2

お祭り騒ぎが始まる前に終宴
 さてさて、昨日の続きです。ああしろ!こうしろ!と書こうと思ってましたら、対策がマイクロソフトさんからリリースされました。ホッ。
IEダメダメでも使う人は”Windows Updateをやってみてください。え!?やったことない!?どこからやるの?
親切な私はちゃんと調べてみましたよ。コチラから手順を踏んでみてください。 
え!?雑じゃないかって!?何かスミマセン。。。
それにしてもIEの脆弱性はよく見つかってよく狙われるようですね。それだけシェアが高いので確率的に突破しやすいのでしょうか。
 IE
私としては、クロムかファイアーフォックスをオススメします。
インターネット黎明期、前夜にマックエキスポでネットスケープを買ってきて、どうやらインターネットにつながるらしいけど、パソコン通信のニフティから行けるのか!?とチャレンジしたものです。

単語登録って使ってます?
 私の場合、PCに以下のソフトを入れて使ってます。
インターネット閲覧→Chorome
画像編集→Paint.net
オンラインストレージ→グーグルドライブ
IME→グーグル日本語入力
とりあえずこれだけあればそこそこ快適です。
そして日本語入力ですが、みなさん例えばご自身の名前や住所、メルアドなど入力が迫られた時どうやって
入力してますか?
まさかいちいち最初から!?WindowsXPでありがちでしたね。
携帯と同じように予測変換してくれるようになってからだいぶ使いやすくなりましたが、私の場合、それ以前に
”単語登録”して使ってます。
例えば
名前なら、読みを「な」にして登録する単語をフルネーム。
住所なら、「じゅ」、メルアドは「め」で呼び出せるようにしています。
単語登録というたった1回だけの面倒で後は楽チンパソコンになります。
もしやり方教えてほしい!という方いらっしゃったらお声がけください。手取り足取りお教えします(╹◡╹)
 

俺色に染めたい(ただしPCにかぎる)

IEって何それ?イエ?
 インターネットエクスプローラーに脆弱性があると少し前にアナウンスされましたね。普段、”インターネットだけ”しかしていないライトユーザーにはパニックもののニュースです。
IEって何だ?アイイー?イエ?誰が使ってるんだ!?
私、パソコンオタクではなく専門家に片足突っ込んだくらいのスキルはあるはずなので、初心者に専門用語を咀嚼して話すことができます。
私の中で定義付けていることがあるので、先ずはそこから説明しておきましょう。
平たく言うとこうです。
例えばあなたがパソコン初心者で「IE」を知らないとします。それをふたりの人に質問したとします。「IEって何?」と。
それぞれの答えはこうです。
パソコンオタク「そんなのも知らないで使ってるの!?(# ゚Д゚)
パソコン専門家「インターネットエクスプローラーのことで、ウィンドウズのパソコンに標準で入っているインターネットを見ているソフトのことだよ」
この違いです。前者は咀嚼アウトプットができません。”常識だろ”に片付けてるアウトプットエラーです。プライドがそうしているかはわかりませんが、高い能力と知識を持っていてもアウトプットできておらず、残念です。
ということで私は後者の専門家。何でもわかりやすく変換して話すことが出来ます。これで半分は飯食ってます。

前置き長くなりましたが、先日のニュースリリースは”インターネットエクスプローラーのバージョン6~11に脆弱性があり、対策はこれからだよ!”というアナウンスがマイクロソフトからありました。
バージョン6~11。ふんふん最新は12なのかな?と思ったら11やんけ!すべてのIEがアウトです。
ちなみに各OSで使える1番最新なバージョンは、
WindowsXP→IE8
WindowsVista(なつい!あったね!こんなの!)→IE9
Windows7/8/RT(RTって初耳!)→IE10
Windows8.1→IE11
です。
ということで、そのまま使ってる人はこのブログを読んだ後にただちに電源切ってしばらくスマホで読みましょう!
なんてね。大丈夫だら?なんて余裕ぶっこいてたら、早速知り合いの会社さんで呼びかけ→疑わしいエラー発見!しておりましたので、IEはダメダメのようです。
じゃあどうしましょうか!?というか売ってるままで使ってる人、不便じゃねえですか!?
明日につづきます。

フツーの新聞配達店だと、思うなよ!?

トップセミナーに参加してきました。
 感動冷めやらぬうちに鉄は熱いうちに打てで書き留めたいと思います。 
先日、トップセミナーに参加してきました。
トップセミナーを新聞店さんの会議室で行います→ちょうどクライアントさんとの打ち合わせが入っていて浜松にいる!→よし!参加だ!と、それくらいのノリで参加したのがとっかかりでした。
セミナー内容をよく読んでおらず、なんで新聞店さんなんだろう?くらいに思っていました。
だってフツー、新聞店さんといえば新聞配達だけやっているお店だと思うじゃないですか。
柳原新聞店の社長さんが講師で、自社の取り組みについてお話いただいたのですが、フツーの新聞店ではありませんでした!
導入のお話は地域イベント(節分やクリスマスイベントなど)を年間何度も実施する、一風変わった新聞店だということ。私の最近の新聞店のイメージだと、雨の日に濡れないようにビニールで包んでもらっているくらいです。
それだけじゃないです。柳原社長から畳み掛けるように配達後、会議を行いミーティング。地域の掃除も行う、宅配給食もする新聞店さんだったのです。
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フツーの新聞店なら、朝早くから仕事して午前中には一段落して、ん?その後はどうしてるんだ?昼寝?夕刊の準備?それくらいしかイメージできないですよね。
配達後に会議してる新聞店なんてフツーないです。改善ミーティングやメモを必ずつけていて、その情報共有されるそうです。
その「メモ」ですが、”ただ配達してるだけじゃない”と言えるのも、配達先のお宅で1番遭遇するのが「玄関ドアに鍵がつけっぱなし」だそうです。
鍵あけて挿しっぱなしの状態ですね。お客さん宅でそういうことに出くわしたらみなさんならどうしますか?誰かに盗まれないのを願いながら見て見ぬふり?業務マニュアルにないからと何もしません!と言ってみたり?
思いつくことってそんなところですよね。
柳原新聞店さんでは現場判断が半端無く、上記ケースならば鍵を袋に入れてメモを書き、新聞受けやドアポストに入れるそうです。
フツーやらないですよね!?
他にも新聞受けがたまっているのを不自然に思い、チャイム鳴らしてお声がけしたら一人暮らしの方が病気で倒れていて間一髪病院に間に合ったり、配達中、おばあちゃんがうずくまっているのを見つけて、聞くと歩行器がなくて動けない状態を助けたり、酔っ払っていて橋から飛び降りようとしていた人を助けたり。
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夕食配達も食べていないと「何かあったんじゃないか」とその場でチャイムを鳴らして心配されたり。
とにかくアンテナの張り具合と洞察力、気付き具合が半端無いんです。それに加えて判断力・行動力もですね。こんな新聞店さん他に聞いたことあります!?というか初耳!
CSもESも重視されていて、それを実践されていて素晴らしいお話でした。メモの話をまとめたDVD観ている時、ちょっと泣いちゃいそうでした(T_T)
柳原社長さんの、本業以外での活動(研修など)が本業にいい影響をもたらしていて、そこでもフツーの新聞店ではないとうかがえました。
もし講演を聞いてみたい!という方、ぜひオファーしてみてください。目からうろこがポロポロです(^^)
最後に柳原新聞店さんのリンクをはっておきます。WEBサイトも新聞店らしからぬ表現になっています(最初検索して間違えたかと思いました)
柳原新聞店WEBサイト:まいーか浜松

 

株主特典だけじゃない!~マイクロ投資って知ってますか!?その2

埋もれている才能をファンドにしよう!
 昨日のベンチャーキャピタルに関連するお話です。
マイクロファンド、マイクロ投資という言葉をご存知でしょうか?頑張ってたのに最近ちょっと叩かれ気味のグラミン銀行をイメージされる方もいらっしゃると思います。
日本でマイクロ投資を運営している「ミュージックセキュリティーズ」という会社があります。
才能があっても陽の目を見ない路上ミュージシャンやマイナー演奏者などを支援する企業です。
ネットで出資者を募集します。金額にして1口3,000円から高くても5万円ほど。ファンド期間は最長5年だそうです。
事例として神戸の酒蔵を紹介いただきました。
日本酒の酵母を寝かせておく期間が3年であるため、銀行の返済サイクルとマッチしません。
困っていた時、ミュージックセキュリティーズのことを知り、出資者を募集。あっという間に目標資金が集まり、マイクロファンドによって日本酒をつくることができました。
出資者はお金のリターンだけでなく、出来た日本酒ももらえるという特典つき。これは日本酒マニアにはたまりませんね!
3年でファンドは終了しますが、また次のファンド募集を行い、このサイクルで毎回日本酒を作られているそうです。
つまり、株式投資のような大きいお金を投資するリスクがなく、自分が共感できたりファンとして応援し日の目を見させる小口投資なのです。さらに成果物もあると参加している意義が出てきます。
中にはファンドが集まらなかったり、目標額に達しない金額でスタートするケースもあるそうです。(その前に当然審査があります)また投資なので事業運営がうまくいかなければリターンゼロや投資が返らないケースもあります。
でもちょっと興味もった方は覗いてみてください。私も自分の小遣いが貯まったら、マイクロ投資してみたいと思います。(もしくは受ける側でアイデア出してみようかな)
参照:ミュージックセキュリティーズさんの沿革、コンセプト
現在投資募集しているリスト 

株主特典だけじゃない!~マイクロ投資って知ってますか!?

お金を借りる手段は、銀行以外にもあるのです。
 先日受講した勉強会の振り返りです。マイクロ投資のことを教えていただきました。
クルマや家のローンを組んで買う。会社を立ち上げる。こういうシーン、”銀行から借りる”ことをイメージされると思います。
クルマや家なら年収や勤務年数、他にCICという与信機関から与信情報をとったりします。
事業立ち上げの場合、事業収益性や担保などハードルは高くなります。
スタートアップ企業の資金調達って大変なんですね。
ベンチャーキャピタル(VC)という手段があります。融資ではないので毎月の返済という概念がなく、VCの投資に対して利益が出たらリターンする、というのが特長です。
駅前や大型店舗に参入しているQBネットという会社をご存知でしょうか?1000円カットの床屋さんです。こういえばわかりやすいですね。
発祥は熱海の理容卸会社さんが始めました。
銀行に融資の相談に来られたけど、今までないビジネスモデルで銀行の審査では通りそうにない。そこで相談を受けた銀行員さんはグループ企業のVCへ一緒に足を運んだそうです。
ビジネスモデルとなる事業プランはその社長さんがタタミ1畳ほどのミニチュアモデルを持ってきて説明されたそうです。
そしてVCの投資を受け、現在までに成長したという1つのモデルを紹介してもらいました。
当然それなりの審査はあるそうですが、タタミ1畳もあるミニチュアモデルを持ってきて情熱的に説明された印象が今でも残ってると仰っていました。

VCの中で、最近一般の人も参加できるマイクロ投資があります。
このお話は、明日につづきます。 

やらされ社員はリーダーの資質にかかってる!?

もしやと気付いた仮定における話
 ちょっとした仮定です。社員がやらされ感に陥られているのは、上司が部下のアイデアに対して”できない理由”や”承認欲求”を満たしていないから。ではないかと仮定します。
よく、やるかやらないかは置いておいて、先ず話を聞こう、受け入れよう。とビジネス書の端々や名言・ヒントなどに出てきます。
なるほどそうだ。先ずは聞こうよ。
ところがありがちなのが、”聞いてしまうとやるかやらないかの判断をすぐしなければならない”というプレッシャーに苛まれること、ありませんか?
私が部下時代、アイデアのほとんどは却下されてました。最初は悔しかったですが、後半は呼び水になるようどんなアイデアでも出してました。
でも、アイデアに対して「くだらない」や「時間のムダ」で片付けてしまうことこそファシリがコケていたのだと今でこそ思います。そういう一蹴する上司(ファシリテーター)に限ってジャッジ側にふんぞり返っていてアイデアなど出しません。だってジャッジする立場だから。なんて顔してたりしがちです。

私が上司時代、企画ミーティングを予告して、それまでにネタを考えてもらいました。そして当日、みんなでネタを出し合って、ホワイトボードにザーっと書き上げて、時にはしょうもないネタの尾ひれをつけて派生させたりしてとにかく挙げました。ファシリである私も出しますが、部下の企画を通したいので、狙ってしょうもないネタばかりです。
その中からできるもの、組み合わせたら面白そうなものなど組み立てていきます。
そうすると最後には最初のネタ出し時には出ていなかった企画が出来たりしました。

前半の部下時代と後半の上司時代では真逆の行動をとっていたのはわかると思います。
前半にはできない理由や満たされない承認欲求でしたが、後半では出来る理由と承認欲求で満たしています。

やらされ感たっぷりな社員は、ひょっとしたら上司の責任下において作られているのかもしれません。
実はこのネタ、数日前に書いていたのですが、その後にシブヤ大学の左京さんのお話しを聞く機会がありました。その中で響いた言葉「失敗を責めるのではなく、”Good Try!”をチャレンジしたことを褒めよう」とありました。
ちょっと先に書いていた内容とつながっているかもしれません。このGood Try!で伸びるコが増えると、いいな(╹◡╹)