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自分が何者か、実は伝えているようで伝わっていない!?〜記憶されるストーリーテリングの科学〜

こう見えてワタシ、恥ずかしがり屋の内弁慶で内向的できれば人と会わずにひっそりとしていたいそんなタイプです。ですが伝わってません。明るくて、外交的。お調子者の表記なやつ、まるでバブル時代のテレビ局のプロデューサー、そんな印象のようです。
とは言え、年齢も年齢でだいぶ落ち着いてきたので、そう印象付けられる機会も少なくなりました。
私自身、自己紹介の時は、自己開示や自分の物語ストーリーテリングを伝えるようにしています。
そうしないと、私が何者であるかが伝わらないのです。伝わってもそのごくわずか。そしてどんどん忘れ去られてしまいます。
今日はそんなテーマで「記憶される物語の科学」と題してインフォグラフィックでお伝えしたいと思います

まずはこちらをご覧ください

インフォグラフィック:記憶される物語の科学

記憶される物語の科学

あなたの話、相手はどれだけ覚えていますか? 自己開示が忘れられない体験になるための心理学的戦略。

意味のない情報の場合…

26%

1日後には、これだけしか記憶に残りません。これは、脳の「忘れる」という基本設定です。(エビングハウスの忘却曲線)

しかし、物語で語ると…

22

物語は、単なる事実や数字の羅列よりも、圧倒的に記憶に残りやすいことが分かっています。(スタンフォード大学の研究)

なぜ私たちは忘れるのか?

私たちの脳は、意味のない情報を効率的に廃棄するように設計されています。ドイツの心理学者エビングハウスが示した「忘却曲線」は、このプロセスを視覚化します。

では、どうすれば記憶に残るのか?

物語の力で、記憶保持率は劇的に向上する

話の種類を変えるだけで、相手の記憶に残る確率は大きく変わります。最も強力なのは、相手が「自分ごと」として捉えられる物語です。

記憶をハックする3つの心理的原則

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感情の力

喜び、悲しみ、驚き。感情を揺さぶる話は、脳の扁桃体を活性化させ、記憶に「重要」というタグを付けます。感情の強さが記憶の強さになります。

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自己参照効果

人は「自分に関係がある」と感じた情報を最も強く記憶します。相手が物語の中に自分自身の姿を映し出せるような話が、最強の記憶フックになります。

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返報性の法則

あなたが心を開けば、相手も心を開きたくなります。自己開示は信頼の証であり、相互の開示を促し、共有された強固な記憶を築きます。

関係を深める開示の段階

親密さは一足飛びには生まれません。「社会浸透理論」が示すように、自己開示は徐々に深めていくのが鍵です。相手との関係性に合わせて、開示のレベルを調整しましょう。

レベル1:事実

職業、趣味、出身地など

レベル2:意見

好きな映画、仕事の価値観など

レベル3:感情

仕事の喜び、人間関係の悩みなど

レベル4:脆弱性

過去の失敗談、トラウマ、秘密など

あなたの物語は、単なる情報ではありません。それは、人と人とをつなぐ架け橋です。

データ出典: 心理学レポート「記憶される自己の心理学」

ここまで読んでいただいてどう感じましたでしょうか!?
自分のことを語るのなんて恥ずかしいと思うこと自体ばかばかしくなり、どうせごくわずかしか伝わらないのだったら、全力投球で自己開示してしまっても、恥ずかしくともなんともない。
そう感じ取れましたでしょうか!?
ぜひ明日からの自己紹介に役立ててみてください。

【広報と広告の違い】ご存知ですか?静岡の中小企業経営者が知るべきPR戦略の基本

中の人によると、7分くらいで読めるようです。

中小企業の経営者の皆さん、こんにちは! 株式会社集客デザイン研究所の増田です。

突然ですが、皆さんに質問です。 「会社の魅力の伝え方について、どうしていますか?」 こうお聞きすると、「Web広告を出している」「求人サイトに載せている」といったお答えをよくいただきます。もちろんそれも大切なマーケティング活動ですが、もしかしたら、それは「広報」ではなく「広告」かもしれません。

この「広報と広告の違い」を理解することが、中小企業の広報PR戦略の第一歩であり、会社の未来を大きく左右するのです。

「広告」は、お金で“買う”短期決戦

まず分かりやすい「広告」から。 これは、テレビCMやWeb広告のように、「広告費」を払ってメディアの“枠”を買い、自社が伝えたいメッセージをそのまま発信する手法です。

狙ったターゲットに、伝えたいタイミングで情報を届けられるのが強みですが、継続的なコストがかかること、そして受け手からは「宣伝だ」と少し距離を置かれてしまうのが、悩ましいところです。

「広報・PR」は、信頼を“築く”長期決戦

一方の「広報・PR」。 PRとは「パブリックリレーションズ」の略で、ひと言でいえば「社会やお客様と、良好な関係を築くための全てのコミュニケーション」を指します。

例えば、「プレスリリースを作成」してメディアに配信し、新聞やテレビにニュースとして取り上げてもらうのは、その代表例です。 ポイントは、メディアという“第三者”の客観的な視点を通して、自社の活動や想いが伝えられる点にあります。

広告と違って掲載費はかかりませんが、いつ、どのように取り上げられるかはコントロールできません。効果が出るまで時間もかかります。まさに、じっくりと関係性を育んでいく、長期戦の活動なのです。

私自身、長年続けている弓道で「正射必中(正しく射れば必ず中る)」という教えを大切にしているのですが、広報・PRもこれに似ています。小手先のテクニックではなく、社会に対して誠実に、自社の価値を正しい形で伝えようと努め続ければ、必ずその想いは届き、信頼という的を射抜くことができるのです。

公的機関も後押しする「中小企業の広報支援」

この「PRの力」は、もはや特別なものではありません。 近年、全国の商工会議所や自治体、よろず支援拠点といった公적機関が、中小企業向けの「プレスリリース作成セミナー」や「広報・PR相談会」を活発に開催しています。

これは、広告予算が潤沢ではない中小企業にとって、自社の魅力を社会に伝え、持続的に成長していく上で、広報・PRがいかに重要で、かつ有効な経営戦略であるか、という社会的な認識が広まっている証拠と言えるでしょう。

広報の監督は社長。プレイヤーを育ててみませんか?

「なるほど、重要性は分かった。でも、『広報担当がいない』し、そもそも『広報のやり方がわからない』…」 そのお気持ち、痛いほどよく分かります。

ここで私が申し上げたいのは、「社長が全ての実務をやるべきだ」ということではありません。 会社のビジョンや想いを最も深く理解しているのは、社長ご自身です。ですから、広報・PR戦略という船の進むべき方向を指し示す「監督・船長」の役割は、社長にしか務まりません。

そして、監督が描いた戦略を、日々のプレスリリースやSNS発信といった具体的な活動に落とし込み、ゴールを決めるのが「プレイヤー」です。貴社の中に、そんなプレイヤー、つまり「広報担当者を育成」していくのです。

優れたプレイヤーを育てるには、まず監督自身がゲームのルール(=広報・PRの本質)を深く理解し、チームに明確なビジョンを示す必要があります。まずは社長が広報の舵を取り、社内にプレイヤーが育つ土壌を作ることが第一歩です。

もし、その戦略の方向性について誰かと話してみたい、客観的な意見が欲しい。 そう感じた時は、ぜひ私たちにお声がけください。私たちは、静岡の中小企業の広報PR支援を行うパートナーです。皆さんの会社の価値を、共に考え、言語化します。

まずは情報交換、意見交換から。そんなスタンスでご連絡いただけると嬉しいです。

え、そんなことまで?!他社は『こんな日常』を発信しています

A panoramic view of a bustling city skyline, showcasing numerous tall buildings and a clear blue sky.

WPによると、5分くらいで読めるようです

昨日のつづきです。

情報発信と聞くと、何か特別な成果やイベントが必要だと構えてしまいませんか?しかし、多くの企業が発信しているのは、もっと身近で、もっと人間味あふれる「日常」です.

例えば、こんな情報発信が、企業のファンを増やしています。

  • 毎朝のユニークな朝礼 「弊社では毎朝、”昨日あった良いこと”を一人一人が発表する朝礼をしています」という発信。社内のポジティブな雰囲気が伝わり、「働きやすそうな会社」というイメージに繋がります。
  • 社長の趣味から生まれた部活動 「社長の趣味の釣りが高じて、会社公認の『釣り部』が発足!活動費も支給されます」という投稿。遊び心や、社員同士の風通しの良さを感じさせます。
  • お客様からいただいたリンゴ 「お客様から、差し入れで真っ赤なリンゴをいただきました!社員みんなで美味しくいただきます」という何気ない一コマ。お客様との良好な関係性が垣間見え、信頼感を醸成します。

「弊社の失敗談を、包み隠さずお話しします」という広報が、信頼を生む理由。

企業のウェブサイトには、成功事例やお客様の声といった「光」の部分ばかりが並びがちです。しかし、本当に人の心を掴むのは、時として「影」の部分、つまり「失敗談」です。

所謂しくじり先生的なコンテンツですが、自己開示することで読み手の心をぐっと掴んで離しません😊

「過去にこんな大失敗をしましたが、その経験から〇〇という教訓を得て、今の仕組みができました」。

このように、失敗の事実と、そこから何を学び、どう乗り越えたのかを誠実に語る姿勢は、「この会社は正直だ」「人間味がある」という強い信頼に繋がります。完璧な企業など存在しません。求職者は、失敗しない会社ではなく、失敗から学べる会社、そしてそれをオープンにできる誠実な会社で働きたいのです。

もちろん、何でも話せば良いわけではありません。しかし、自社の弱みや過去の失敗を、学びのストーリーとして語れる会社は、圧倒的に強い。成功談で惹きつけるのではなく、失敗談で信頼を勝ち取る。そんな広報戦略はいかがでしょうか。

いかがでしょうか。どれも「すごいこと」ではありません。しかし、その会社のカルチャーや人柄が伝わる、温かい情報です。ネタのハードルをぐっと下げて、貴社の「日常」を切り取ってみることから始めてみませんか。
先ずは真似てみることから。そこに皆さんの企業の色や特長を乗せると、オリジナルコンテンツになり、広報活動、ひいてはブランディング活動につながります。

「うちには何もない」は、宝の山に気づいていないだけかもしれません。

WPによると、7分くらいで読めるようです

昨日のつづきです。

「広報が大事なのはわかる。でも、うちには発信するような特別なネタなんて何もないよ」。これは、私たちが最もよく耳にする言葉の一つです。しかし、断言します。それは大きな誤解です。

多くの経営者様は、革新的な技術や、誰もが羨む福利厚生といった「すごいこと」がなければ、情報発信する価値がないと思い込んでいます。しかし、本当にそうでしょうか。

貴社が長年こだわり続けている品質管理。お客様からいただいた「ありがとう」の一言。新入社員が感じる、社内のちょっと面白い習慣。毎日当たり前のように繰り返されるその光景こそ、社外の人にとっては新鮮で、魅力的な「宝の山」なのです。

脚本家の宮藤官九郎が、「東北に行くと、“うちには何にもないんですよね。冬は雪降るし、芋煮くらいしかなくて”と地元の人は言うけど、地元の当たり前、これこそが良さなんですよね!」とラジオで話していたのをよく思い出します。

「当たり前」すぎて、その価値に気づいていないだけかもしれません。広報の第一歩は、すごいネタを探すことではなく、自分たちの足元にある「当たり前の価値」を再発見することから始まります。

まずは一度、色眼鏡を外して自社を眺めてみてください。そこに、まだ誰も気づいていない広報のタネ(ネタ)が、きっと眠っています。

ネタ切れ知らず!広報担当者のための『社内探検』完全ガイド

では、その広報のタネとなる、「さて、今月は何を発信しよう…」。広報担当者にとって、ネタ探しは永遠の課題です。
そんな時は、社内を「探検」してみるのが一番の近道。オフィスは、お宝(=ネタ)で溢れています。

勝手に提案1:『社長室』を探検する まずは、社長に創業時の想いや一番の失敗談を聞いてみましょう。企業の原点や人柄が伝わるストーリーは、共感を呼ぶ最高のコンテンツになります。

勝手に提案2:『ベテラン社員』の席を探検する 会社の歴史を最も知るベテラン社員は「生き字引」です。「昔はこんなルールがあってね…」といった昔話や、会社の変遷は、企業の奥行きを感じさせます。

勝手に提案3:『新入社員』の席を探検する 外の常識を知る新入社員の「これって普通じゃないんですね!」という驚きは、社内では当たり前になっている魅力的な文化を教えてくれます。

勝手に提案4:『お客様の声』のファイルを探検する お客様からの感謝の言葉や、時には厳しいご意見も、自社の強みや社会との関わり方を伝える貴重な一次情報です。

4つの勝手に提案を見て、どう感じましたか?プライバシーが〜コンプラが〜と“できない理由”を思い起こしたら、もう大成功です。“できない理由”を“できる理由”に変換するアイデアを実行に移しましょう。どうすればできるようになるか。上長に相談?部署を横断して相談?社長に直談判?アクションの広がりに制限はありません!

探検すれば、ネタは無限に見つかります。さあ、今日はどこを探検しますか? 書いていて広がってきたので、もう少しつづけましょうか
明日に続きます。

求人広告費、ムダにしていませんか?人が集まる会社が使う”もう一つ”の武器

WPによると、8分くらいで読めるようです

広告宣伝と広報活動をごっちゃに考えてませんか!?

高い費用をかけて求人広告を出しても、期待した人材からの応募がない…。そんなお悩みはありませんか。その原因は、広告に頼りすぎていることにあるのかもしれません。

広告は、いわば「お金で買う注目」です。短期間で多くの人の目に触れる力はありますが、「宣伝」と認識された瞬間に、そのメッセージは読み飛ばされがちです。

話がそれてしまいますが、何年か前にグルメ評価サイトで広告契約を止めたら、4.5あった評価が3になっていた。そんなニュースが話題になりましたね。これは広告宣伝のわかりやすい例だと思います。

一方、人が自然と集まる企業が活用しているのが「広報」という武器。これは「信頼で得る共感」です。自社の想いや社員の活動、社会との関わりといった情報を継続的に発信することで、「この会社はなんだか面白そうだ」「価値観が合いそうだ」という共感を育みます。

この共感が、企業の”ファン”を生み出します。ファンは、求人情報が公開された時にすぐさま応募してくれるだけでなく、知人や友人に「良い会社だよ」と伝えてくれる存在にもなります。 広告費を増やす前に、一度立ち止まってみてください。貴社の魅力を伝え、未来のファンを育てる「広報」という武器を、あなたは正しく使えていますか?

なぜ、あの会社には自然と人が集まるのか?隣の芝生が青い本当の理由

同業種のA社には、いつも楽しそうに働く社員がいて、採用にも困っていないように見える。それにひきかえ、うちは…。そんな風に、隣の芝生が青く見えた経験はありませんか?

もしかしたらそのA社は、あなたが知らない場所で、自社の魅力を伝える努力をしているのかもしれません。そしてそれは、きらびやかな広告ではないでしょう。

例えば、社内イベントの様子をSNSに投稿したり、ある社員の仕事へのこだわりをブログで紹介したり。一見、売上には直結しないような、ささやかな情報発信。
それこそが、企業の「体温」や「人柄」を伝える広報活動です。

付け加えると、企業の色やキャラクターも最近はどこも同じような手法や見せ方をしがちで、埋没しつつあります。
むしろ、自社で働いている個人の「体温」や「人柄」伝え、ファンになってもらうことをオススメします。
何が起きるかというと、“SNSやブログで面白さや思いを伝えている、そんなBさんが勤めているC社はどんな会社なのだろう?”と興味関心を持ってもらうことにつながります。

求職者は、給与や待遇といった「条件」と同じくらい、その会社で働く「人」や「雰囲気」を見ています。A社に人が集まるのは、広告では伝わらない「楽しそうな雰囲気」が、日々の広報活動を通じて自然と伝わっているからなのです。
では我が社にそんなこと出来るのか!?ネタやリソースはあるのか!?に必ずぶつかります。

この続きは明日、お伝えします。

PS. 自社で働いている個人の「体温」や「人柄」伝え、ファン化している事例として、横浜の書店「有隣堂しか知らない世界」を紹介しておきます。本や文具が好きな私もすっかりファンに😊必ずしも成功するとは限らなかった、そのストーリーも参考にしていただきたい逸品です。

有隣堂しか知らない世界 https://www.yurindo.co.jp/youtube-yuseka/

Youtube https://www.youtube.com/channel/UCmKlo3BXt60nzgk2r_JgvwQ

【CMD2022本編】地方書店の企業公式YouTubeチャンネル「有隣堂しか知らない世界」の世界 ~登録者数19万人チャンネルの”ファンづくり”の裏側~【渡邉 郁氏】
https://www.youtube.com/watch?v=7ap7-UOf_q0

学生と企業が面接のホンネで向き合う「つながるプレ面接!」を開催しました

5月17日、「ジンジバ!就活ホンネ会議〜つながるプレ面接〜」を開催しました。
3回目のジンジバ!就活ホンネ会議は、就職活動が本格的になる直前に模擬の面接を通じて、就活生と地域の企業が交流するイベントです。
静岡大学、常葉大学をはじめとした学生10名と、行政や企業6社が参加。模擬面接を通じて“本音で向き合う就活”を体感する機会となりました。

ここにお客さんはいないのです

イベントはランチミーティングからスタート。学生、企業関係なく参加者全員で一緒にお弁当を食べて、ワイガヤスタート!
ちなみにこちらの会場は三島市にある、CoDoUみしまさんです。(会場提供ありがとうございました)
CoDoUみしまさんのインスタ→ https://www.instagram.com/codou_mishimachi
ランチミーティングの後、会場となる三島商工会議所さんしんみゅーくんホールへ移動。
会場設営も全員で行いました。

雨の中3時間の長丁場イベント!

学生たちは、企業・行政の人事担当者の前で、自分の強みや将来のビジョンを表現。面接後にはフィードバックが行われ、具体的な改善点や企業視点でのアドバイスを受け取る機会となりました。
「初対面の人に想いを伝えることの難しさを痛感した」「社会人の考え方や質問の深さに触れて刺激になった」など、多くの学生が成長のきっかけを得たようです。
特に印象的だったのは、「伝える力」に課題を感じた学生の感想。「もっと事前に企業を調べ、自分の考えを整理することが必要だと感じた」という声から、次のステップに向けた前向きな姿勢がうかがえました。

プレ面接終了後は毎回交流タイムを設けています。
いつも時間が足らないと言うアンケート回答に反省ひとしきりです💦


また参加企業側も、「普段の採用面接では見えない“学生の本音”に触れられた。学生の回答に『なぜそう思ったのか?』と掘り下げることで、意外な一面や個性が見えてきた」「実際の選考では感じ取れない、素の人柄やリアルな迷いも含めて理解できた」との声が寄せられ、通常の採用面接とは異なる“気づき”があったという声をいただきました。
さらに、若手社員が面接官役を務めた企業では「自社について語る機会が社員自身の理解や誇りを深めた」という副次的な効果も。学生だけでなく、企業にも学びのある交流の場となりました。

なぜ、応募が来ないかもしれない学生のプレ面接を行うのか

もう少し噛み砕いてお伝えすると、このプレ面接では、志望している企業の模擬面接を受けているわけではありません。
同じように、企業もそれを理解しています
では、なぜこの先エントリーがあるかどうかもわからない学生の模擬面接を行うのか。
そこに多くの参加者が募ったのか。
それは、このつながるプレ面接!は、学生が地元の企業を知る機会になること。
そして、企業よりも採用担当者さんのパーソナルな人となりを知ってもらい、興味関心を持ってもらうこと。
パーソナルな興味関心を持ってもらうと、そんな採用担当者さんが仕事をしている企業はどういったことをやっているのだろう?と言う興味関心につなげる仮説を立ててみました。
また、参加企業さんも、模擬の面接を行うことで、君たちが志望する職種や将来なりたいものに頑張って就いて欲しい。と、背中を押す愛のある地域の企業としての姿勢も示してくれました。
直接的にインターンや採用面接につながるかわからない。それでも自社よりも学生の将来を願うことができたら、最終的には選ばれる企業になると思います。
つまり、このイベントは広告宣伝活動ではなく、広報やブランディング活動の一環も担っています。
弊社では、地方の採用活動は広告宣伝活動だけではなく、広報活動やブランディング活動が今後重要なファクターを閉めると予測し、それに基づいた人事採用活動を行う。参加企業さんと一緒に取り組んでいます。
もしそんな活動に興味がある企業・行政の採用担当者さんがいらっしゃいましたらぜひご連絡ください!
我々の取り組みと情熱の思いをお伝えいたします。

読売新聞さん、1日がっつり取材と記事掲載、ありがとうございました。

K-MIX『GOOD-TIE!』出演報告! Z世代のリアルな就活最前線とは?

6/10、K-MIXの番組「K-MIX GOOD-TIE!」に、2週目のマンスリーゲストとして常葉大学造形学部3年生の安武あげはさんと渡辺夢叶さんに出演いただきました。
杉岡沙絵子さんと、現役大学生のリアルな就職活動についてお話しいただく貴重な機会となりました。

安竹さんと渡辺さんは、弊社の「ジンジバ!就活ホンネ会議」に参加されている学生さんです。ラジオ出演は初めてとのことでしたが、スタジオでは緊張しつつも、フレッシュな視点からZ世代の就職活動に対する「本音」を語ってくれました。

番組では、就職活動の早期化が進む中で、「漠然とした不安がある」「インターンに行かないと内々定がもらえない」といった、今どきの学生が抱えるリアルな声が聞かれました。 また、「企業選びの基準」や「企業のSNSの使い方」に関するぶっちゃけトークも飛び出し、企業の広報活動や採用担当者の方々にとって、大変参考になる内容だったのではないでしょうか。

『ジンジバ!就活ホンネ会議』では、学生と企業が相互理解を深めることを目指しています。企業側からは、学生からの“耳の痛い助言”を受け止め、学生側は模擬面接やエントリーシートの添削を通じて、採用担当者の生の声を聞くことができます。 渡辺さんが「K-MIXへの企業訪問」をきっかけにこの活動に参加されたように、学生が社会人と関わる場を提供することで、将来のキャリアを考えるきっかけにもなっています。

「学生も企業側もウィンウィンの関係でやれるのがこの本音会議のいいところ」という学生さんの言葉は、まさに私たちの目指すところです。 Z世代の価値観を理解し、彼らが「ここで働きたい」と思える会社づくりを進める上で、学生のリアルな声は非常に重要です。 ぜひこのブログをきっかけに、貴社の採用活動を見直すヒントにしていただければ幸いです。

ラジオで語る!地方採用の未来:『ジンジバ!』が変える中小企業の採用戦略

6/3、K-MIXの番組「K-MIX GOOD-TIE!」に出演させていただきました。なんと6月のマンスリーゲスト出演です!😆
パーソナリティの杉岡沙絵子さんと共に、来春卒業する大学生の採用選考解禁の話題を中心に、最新の就職・採用活動についてお話しする貴重な機会をいただきました。

実は私、学生時代からK-MIXを聴いており、前身のFM静岡時代からのリスナーであることも杉岡さんにお話しし、和やかな雰囲気で収録が進みました😊

番組内では、特に地方の中小企業が直面する採用課題に焦点を当てました。「採用広告の費用対効果が厳しい」「若者の応募が少ない」といったお悩みを抱える企業様は少なくありません。静岡県のような地方では、学生の採用パイが減少し、首都圏への人材流出も課題となっています。

このような状況に対し、私たちは企業の人事・採用担当者様を横軸でつなぐ実践型研修プログラム「ジンジバ!」を立ち上げました。
『ジンジバ!』は、孤独になりがちな採用活動を1社で抱え込むのではなく、地域の企業と手を取り合い、面的な採用ブランディング活動を推進することをコンセプトとしています。
このプログラムが生まれた背景には、コロナ禍を経て「学生が目の前に現れず、本音が見えない」という切実な声がありました。
実は昨年、地元の採用担当者さんと大学のキャリアセンターの担当者さんを繋げる交流イベントが台風で中止になった後、お詫びで企業様を訪問する中で、多くの企業様が共通の悩みを抱えていることが分かり、この経験が「ジンジバ!」誕生のきっかけとなりました 。
🔗台風10号に伴う開催判断について:静岡東部UIターン就職歓迎企業と大学交流フェア https://note.com/rich_phlox424/n/n2231180f381b

また番組内のリスナーアンケートでは、「広報活動をあまりしていない」企業が58%という結果が出ました 。しかし、広報活動は企業を知ってもらうための大切な第一歩であり、採用力を高める上でも不可欠です。
杉岡さんとの対話を通じて、採用に関する皆様のお悩みや課題に共感するとともに、その解決策としての『ジンジバ!』の可能性を改めて強く感じました。私たちは『ジンジバ!』を通じて、貴社の採用力向上を支援し、共に地域経済を活性化していきたいと考えております。
https://k-mix.co.jp/good/2025/06/10/post-7355/